演奏しているときのテニスコーツはまったく年齢不詳というかすごく不思議な存在感があって、無邪気な小学生が演奏してるみたいだと思うこともあれば、森の奥の妖精(?)を見ているように感じる時もある。
そんなテニスコーツの2人によるニューソング『さべつとキャベツ』は黄倉未来によるトラップ調のビートにまず驚かされるがハッとする言葉が延々と綴られたリリックに何より感銘を受けたしとても勇気づけられた。「お前/あいつ」への怒りがストレートに表現されてはいるが「デスノートに名前書いといたからな」「クスリがいるんだろう、キャベジン大臣」のようなユーモアに溢れたディスもある。You Tubeで公開中。
真面目に生きてる人たちを笑うな
一生懸命な人を邪魔するな
春を待ちわびる気持ちが分かるか
夏を憧れる心があるのか
もうすぐお前の終わりが見える
わたしはバイバイの手は振らない
テニスコーツ Tenniscoats | さべつとキャベツ