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Flanafi / Flanafi

J Dilla以降のビートに対する、ロックからのミュータントな回答。

Flanafi / Flanafi [ Boild Records ]
2020.01

J Dilla以降のビートに対する、ロックからのミュータントな回答。アメリカのAvant PopデュオPulgasのギタリスト、Simon Maltinesによるソロプロジェクトの第1作目。ほぼ全ての楽曲が彼の演奏によるもので、スライ譲りの密室ファンクにエクスペリメンタルなギターが絡む、アフターJ Dilla的異端プログレッシヴ・ソウル。

例えるならD’Angeloのステージに、酔っぱらったフランクザッパが乱入して散々だったけどあの感じが忘れられないDirty Projectors好きのインディキッズ。エクスぺリメンタルな要素も勿論魅力だが、絶妙なポップネスといい塩梅のヴィンテージ感覚が同居するサウンドはなかなか中毒性が高い。漫画太郎風のアートワークはきっと賛否が分かれるところ。

J Dilla “Last Donut of the Night” の カバー ( guiter: Simon Maltines )

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