FYOC FYOC RadioFUN THEATER THREE FEATURES FEATUREDGROUP / RECORDFEATURES / REVIEWS最近同僚におすすめしてもらって感動したレコードがこれだ。彼の薦めるレコードは毎回ハズレはないんだけど、今作を僕が詳しく知らないと言ったとき「え、マジっすか」と、半ば落胆、いやもはや軽蔑に近い反応をされたのですぐに購入した。そして、まんまと深くハマっている。レコード屋で働くのは辛いことばかりだが、こんな事があるからいまだに続けているのかもしれない。 検索するにはやっかいなアーティスト名とタイトルからして、ひしひしとアティテュードが伝わる本作は2001年佐々木敦プロデュースのレーベル「ウェザー」からリリースされた国産ポストロックの先駆的作品、として知られているらしい。なんとなく存在は知っていたが、あの界隈の音には昔から鈍感で恥ずかしながら今回のレコード化を期に初めてちゃんと聴いた。 トランペット、ソプラノ・サックス、ギター、ベース、ドラムという編成のインストゥメンタル・バンドなのだが、とにかく全ての音が感動的に気持ち良い。ゆるやかに熱を帯びていく楽曲とそれを雄弁に表現する演奏が魅力であるのはもちろん、僕は本作をミニマルテクノや優れたダブアルバムなんかと同じ感覚で聴いている。サウンドそのものにこの音楽の本質があり、そしてそれこそが本作がポストロックと括られる数多の作品から離れたところで鳴っていると感じる所以だろう。少し調べてみると録音とミックスに内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND等)の名前を発見してなるほどと頷いた、とりわけ「Before」で聴けるふっくらとしたベースと管楽器の静謐な残響音は息を飲むほど美しい。 自宅のレコード棚を整理しながらKazufumi Kodama & Undefined「2years / 2years in Silence」のとなりに本作を並べた。アンビエントと交差する静かなダブアルバムと「RECORD」の並びが僕にはとてもしっくりくる。なにげない日常のなかで、ふとした時に聴きたくなるような、そんな一枚になるだろう。ちなみに、サブスクでも聴くことは出来るがぜひレコードで。カッティングはBasic Channelが設立したDubplates & Mastering、大きな音で鳴らして欲しい。... The San Lucas Band / La Voz de Las Cumbres (Music Of Guatemala)FEATURES / REVIEWS東北の田舎から東京に越してきてもう10年くらい経つが、この街の夏の暑さにはまったく慣れない。子供のころは夏の始まりといったら少し気持ちが浮き立つようなワクワクがあったものだが、いまや皆無。始まりと共にお願いだから早く涼しくなって下さいと切に願うばかりである。ちょっと飲みにいくのも、映画に出かけるのも億劫になるばかり。この熱気のなか、人が集まるところにすすんで行きたいと思えるのは異常な思考の持ち主だけだ(そう考えると毎日レコードを掘りにくる、ディガーの先輩方には頭があがらない)。まぁそんな世知辛いコンクリートジャングルに暮らすぼくの悲しき夏バテに寄り添ってくれる、素敵なレコードを見つけたので紹介する。 The San Lucas Band 「La Voz de Las Cumbres (Music Of Guatemala)」、本作はグアテマラの山村サン・ルーカス・トリマンの楽団による、葬送曲やポピュラーソングの演奏を収録した盤で初出は1975年。スイスの名門Les Disques Bongo Joeからこの度アナログリイシューされた。ディープな音楽ファンの間では密かに嗜まれていたカルトな1枚で、ジョン・ハッセルやチャーリー・ヘイデンの愛聴盤としても知られているらしい。レコードに針を落とすとまるで魂が抜けていくような腑抜けたサックスが流れ出し、フラフラともたつくドラムがそれを追いかける。アイラー、AEOC、ポーツマス・シンフォニア、コンポステラ、、、などの名前が頭に浮かぶが、なんだかそのどれとも似ているようで決定的に違う。映画版『ニシノユキヒコの恋と冒険』で少しだけ映るマヘルの演奏シーンの違和感と不思議なノスタルジー、なんとなくそれを思い出す。土着と非洗練、きっとどこにも存在しないオリジナリティ、こんな音楽をエキゾチックと呼びたい。 休日にクーラーの効いた部屋で流していると、少しだけ外の風が欲しくなる。窓をあけて、タバコを吸い、ぼーっと聴きながらだらだら過ごす、そんな夏にはちょうど良い。たまには山とかいってみるかと柄にもなく考えるが、きっと行くことはないだろう。いまのところ、2024年の個人的ベスト再発案件。これがリアルmaya ongaku、おすすめです。... The Oz Tapes / 裸のラリーズ 発売記念リスニング・パーティー @渋谷WWW XFEATURES / REVIEWS会場内BGMはMJQ。気のせいかさりげなくDUB Mixが施されてるような。お香も焚かれていい雰囲気。ステージ向かって正面の壁一面はスクリーンが張ってあって、両端には水谷孝本人のものと思われるギターとアンプが設置されている。ステージ向かって右にビグスビー付きの黒いFenderテレキャスターとギターアンプGuyatone 2200。向かって左はやはりビグスビー付きの赤いGibson SGとこちらもキャビのみ右と同じGuyatoneで、ヘッドがMarshallというセット。 MJQにフェードインする形でオープニングアクトYoshitake EXPEの演奏がスタート。エレキギターによるインストで、明快なテーマが数珠繋ぎに切れ目なく展開していく素晴らしい演奏。どこまでも伸び続けるようなサスティーン音に我知らずうちに浸りきっていると、突然照明が激しく点滅し同時に大音量のフィードバックギターが鳴り響いた。それまでの顕微鏡を覗き込んでいたようなピースフルな雰囲気が一転、ドレによるダンテ神曲のあの世界に。軽く恐怖を感じた。地響きのような大音量ではあるけども超重低音のそれではなく、中低音に焦点の合ったボコっとした音像で、下腹部~胸のすぐ下あたりを中心に全身へ振動が響き渡って気持ちがいい。身体が揺れて思わず踊り出したくなる。The Velvet UndergroundのQuine Tapesのような親近感と、この時点ではまだ原石の輝きというか、ならではの愛らしさと激しさの眩惑感で満ちていて、The Original Modern Loversのような瑞々しさ。凶暴でありながら素朴で懐かしい音を奏でるバンドのこの圧倒的な個性は、やはりリーダー水谷孝の資質によるものなのだろうか。曲がレコードA面最後の“白い目覚め”になると、正面スクリーンに水谷孝とバンドの写真の数々が投影されて、胸がいっぱいに。写真は過去何度となく目にしてきたものだが、とにかくかっこいい。常に気品というか可憐さみたいなものがあって、これまでも目にするたびに思ってきたことだが、やっぱりいつ見てもかっこいい。 裸のラリーズといえばノイズギター。とまずはなるけれど、同じくノイズギターと形容されるようなUSオルタナ、或いはUKシューゲイザー、そのどちらとも違うものだと個人的には思う。特にThe Oz Tapesでは、後の’77 Liveともまた違う剥き出しのバンドの姿が収められていて、The Velvet Underground、Jimi Hendrix、60年代後期サンフランシスコのサウンドetc…、それらが渾然一体となってこちらに向かって転がってくるようなグルーヴ感がかっこいい。サイケデリアという視点から考えてみると、アシッドなロックからMJQまでを横断する開かれたセンスは、今こそ広く聴かれるべきものがあると思う。Trad Gras Och StenarとShin Jung-hyeonと並べておきたくなるこのレコードの再発レーベルの大元がLight in the Attic Recordsというのに納得だ。 本公演はリキッドライトが全編に渡ってステージ上スクリーンに映し出される演出がなされていて、これがとても素晴らしかった。繰り返すリズムと響き渡るエコーに映像空間がリンクして意識がフラクタル状に溶けていくような、そんな音楽の醍醐味がたっぷり味わえた。さらに久保田麻琴によるライブMix、会場の音が本当に素晴らしく、まるで生きているかのようなバンドサウンドで、レコードを聴いて改めてあの場の凄さを実感した。 ラスト曲でステージ左右に設置されていたギターアンプがオン。バンド演奏のフィードバック音がもつれ重なり混じりあって回転し続ける音像がとてもかっこよかった。... Are You Experienced『Rくん』?COLUMN / FEATURES / REVIEWS君は『Rくん』を聴いたことがある?というか体験したことがある?ないならいますぐ bandcampで買おう。黒バックにゴシック体の怪しいジャケット、匿名的なタイトル。きっと検索には引っかからないだろう。東京で活動するシンガーソングライター、ダニエル・クオン(Daniel Kwon)による変名プロジェクトである本作は2013年リリース当時、超局所的にではあるが多くの賞賛と驚きを生んだ。少なくとも僕の周りの数少ない音楽好きはそうだった。 はじめて聴いたのは立川の珍屋というレコード屋だったと思う。ハーシュノイズのような雨音、街の雑踏や波の音、サイレン、ナレーション、校内放送などが次々とコラージュされていくエクスペリメンタルで一聴して偏執的な拘りを感じるポップアルバムに思わずレコードを掘る手も止まった。録音は当時ダニエル・クオンの職場であった小学校と自宅スタジオで行われたらしい。子供の遊び声や給食放送らしき献立の紹介に合唱などあどけない小学生の声は多くの曲で聴くことが出来るし、グランドピアノやヴィブラフォン、ティンパニなどの音楽室の楽器達が本作にはよく登場する。 僕はこのアルバムに出会ってからというもののしばらくは『Rくん』の世界から抜け出せなくなってしまった、いまでもたまに聴くとやはりなんだか危うい気持ちになる。危うい気持ちというのは、あんまり深入りしちゃいけないのにどうにも抑えがきかない感じというか、つまりとにかく中毒的で気軽に覗いてはいけないものを見てしまった時の様な不思議な魅力がある。とりあえず冒頭の「Rainbow’s End」だけでも聴いてみてほしい、出来れば大きい音でヘッドフォンで。雨音のようなノイズからはじまり、囁かれる”レッツゴー、ワントゥー、レッツゴー、ワントゥー”。ダークで美しい響きを持ったメロディはもちろん、とにかく拘られた録音とミックスからは遊び心を超えた何かやばみを感じさせる。左から流れる不穏なシンセサイザーの持続音を断ち切るように唐突に入るアコギ、右から左へと侵食していく波の音、サイレン、スネアロール…ここまでくればあとはもう音に耳を任せるだけだ。もう一曲選ぶなら「Happy4ever」だろう、ここではまるで映画『インセプション』のように——脈絡のない他人の夢や脳内を漂っているかのような感覚を僅か11分でユーモラスに表現してみせる。 バンドミュージック、ヒップホップ、テクノ、ハウス…ジャンルを問わず、あるひとりのアーティストの内面や作家性が強烈に出た作品——録音、編集、ミックスをダニエル・クオンがほぼ1人で手がけた本作からは他者との交わりではないところから生まれたアート、それにしかない引力がある。ややラフな質感の穏やかなエンドロール「#9」で彼は日本語でこんな風に歌ってアルバムが終わる。 “金縛りはないよ、ほとんどないんです 頭が真っ白” bandcampではタイトルが『Love Comedy』に変更されジャケットも差し替えられているが、$5払えばすぐに買える。異国の地の音楽室やアパートで作られたねじれたダークファンタジー、ひっそりとでいいから語り継ぎたい名作だ。 ちなみにCDのブックレットには大島渚をはじめとするスペシャルサンクス欄があって、作品を読み解くヒントにもなりとても面白い。... 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Slauson Malone / for Star (Crater Speak)REVIEWSあぁこれは最高の音だ。再生すると聴こえてくるサーフェイスノイズ、そして奥からは丸みを帯びたベースにアナログな質感のシンセサイザーとボイスサンプル。それらの完璧な鳴り、汚れ具合と配置、ただそれだけで何にもかえ難い魅力がある […]... Are You Experienced『Rくん』?COLUMN / FEATURES / REVIEWS君は『Rくん』を聴いたことがある?というか体験したことがある?ないならいますぐ bandcampで買おう。黒バックにゴシック体の怪しいジャケット、匿名的なタイトル。きっと検索には引っかからないだろう。東京で活動するシンガ […]... Cities Aviv / MAN PLAYS THE HORNREVIEWS2018年『Some Rap Songs』を最大公約数に連なるエクスペリメンタルな作品群にはMIKEやNavy Blueを筆頭にグッとくるタイトルも多かったが、ここ最近はやや食傷気味だった。そんな中聴いたメンフィスのラッ […]... Mystic High / CHIYORI × YAMAANREVIEWSこれはめちゃくちゃ気持ちいい!!Hip Hop〜ソウルシンガー CHIYORIとプロデューサーYAMAANによるメンフィスラップとアンビエントにインスパイアされた初の共作アルバム。 アンダーグラウンドなメンフィスラップ […]... 『かけ足が波に乗りたるかもしれぬ』菅野カランREVIEWS「狂ってる?そうね世界がね フフッ」 なんとも不敵な笑みで教師が課した俳句40句の創作という夏休みの宿題。主人公の桜子と瑞穂はそんな狂った課題に辟易としながらもある方法でクリアしようとする。それは5文字と7文字のテキトー […]... 好奇行日記 成田山編COLUMNText by 藤井優 いやー明けましたね。2022年。おめでとうございます。今年もどうぞご贔屓に! というわけで、新年一発目の記事なんですが、個人的な恒例行事みたいなもんで毎年初詣に成田山に行かせてもらってるので、その […]... Forge Your Own Tapes vol.4FYOC’s Exotica FeelingFEATURES / Forge Your Own Tapes / PLAYLIST最近エキゾってよく聞きますが正直しっくりこないものがほとんどじゃないですか。マーティン・デニー〜アーサー・ライマンなどを通過したいわゆるエキゾチカはいまや様々な文脈を経て新しいエキゾ感が生まれているように思います。ヨーロ […]... FYOC Favorite List 2021FYOC Favorite / REVIEWS今年はいろいろな形でFYOCに関わってくれた皆様に2021年のお気に入りの作品を選んでもらいました。ニューリリースも再発もあり、アンダーグラウンドなビート・ミュージックから映画、ドラマ、漫画までFYOCらしい独自のリスト […]... 澁谷浩次『Lots of Birds』REVIEWS“時間が限られていたことに今になって気づいたんだ” 『限られた時間内に』 レコードの針を落とすと穏やかなピアノとヴァイヴ、そのあとに続く軽快なリズムに乗せてそんな風に歌われる。 ボソボソとしたどこ […]... いまはもうないけれどここに存在しているー今泉力哉『街の上で』REVIEWS「誰も見ることはないけど 確かにここに存在してる」 冒頭のナレーションのこの言葉に尽きるだろう。『愛がなんだ』『あの頃。』などで知られる今泉力哉監督の最新作『街の上で』は「不在の証明」という難儀なテーマをノスタ […]... Big Crown Records –懐かしくも新しいヴィンテージサウンドFEATURESヴィンテージやらレトロやらといったワードは耳にタコ、レコードショップに生息し音楽好きに囲まれて生きているともうちょっとげんなりするほどよく聞くワード。しかし、そんなヴィンテージなサウンドにももちろん色々とあって、50&# […]... 『ビーチ・バム まじめに不真面目』の不真面目さREVIEWS「Fun is a Fucking Gun」、楽しく生き続けるのは本当にハードだ。やりたい事だけやってりゃあいいのに、いつのまにかやらなきゃいけない事ばかりをやっている。自由に生きるのは簡単じゃない。ましてや2021年、 […]... ひっそり教えたい S.O.T.A R&B10選FEATURESテキスト:藤井優 2021年1月に観たZORN氏のライブで良い幕開けができたなぁなんて思っていましたが、世の中は相変わらずで悶々とした日々を過ごしている今日この頃の私ですが、皆さんはどうですか?悶々としてますか? 大きな […]... 「天国へ向かう飛行機の中で書かれた詩のようなもの」 ─ Interview with Eve AdamsFEATURES / INTERVIEWSインタビュー、テキスト :小倉 健一English interview at the bottom of this page. 本作 Metal Bird は、Eve Adams を名乗るLAのアーティストによる新作であ […]... 50 SONGS OF 2020FEATURES / PLAYLIST / REVIEWSFYOCが選んだ2020年のベスト50曲... 好きっていう気持ち / おぼろげナイトクラブ坂本慎太郎REVIEWSA面に針を落とすと、もぞもぞとトレモロがかったような音と乾いた箱鳴りドラム。続いて変声子供声の合いの手から虫声とスティール・ギターが重なり寄り合わさっていく。というと、ソロ以降の総決算てんこ盛りサウンドのようだが、実際の […]... 追悼特集 森崎東党宣言! 2020/11/21 ~ 2020/12/11 @シネマヴェーラ渋谷NEWSもし“昭和日本映画=アナクロ”というイメージを持っていてもそれは特別間違ってはいないと思う。過去にわたし自身そんなイメージを持っていた。それらの宣伝ポスターの色味や煽り文句等々からそうしたイメージを抱いていたのだと思う。 […]... Wool & The Pantsの1stアルバム『Wool In The Pool』にボーナストラックを追加したカセットテープがリリース!NEWS東京を拠点に活動する3人組Wool & The Pantsが、ワシントンDCのレコードレーベルPeoples Potential Unlimited(PPU)より、カセットテープをリリースしました。本作は、201 […]... Forge Your Own Tapes Vol.3FYOC Recent Favorites 2020.09Forge Your Own Tapes / PLAYLISTFYOC最近のお気に入り。ニューリリース&少し旧譜もあり、夏の終わりにどうぞ。Spotifyプレイリストのリンクはページ最下部にあります。... SEX, DRUG & FEMINISM アーヴィン・ウェルシュ著『トレインスポッティング』FEATURES / REVIEWS1993年にイギリスで出版されたアーヴィン・ウェルシュによる小説『トレインスポッティング』。 1996年にダニー・ボイル監督によるこの小説を原作とした映画が公開。 2017年には同監督による映画の続編も公開された。... 舐達麻 ─ 燻らす息吹に巻かれてFEATURESきたぜ、また書かせてもらえる時が!と言っても今回は私が今まで色々なアーティスト聴いてきた中で果たしてここまでハマったアーティストはいたか…否!なアーティストについて書かせて頂きます。敬称略させて頂きますのでご理解のほど何 […]... Interview with Wool & The PantsFEATURES / INTERVIEWSインタビュー、テキスト :村瀬翔 2019年ワシントンD.C.のインディ・レーベル“PPU”からリリースの1stアルバム『Wool In The Pool』が P-VINE から CD としてリリースされた。もはやこんな […]... Medhane / Cold WaterREVIEWSニューヨークのラッパーMedhaneがハイペースで作品をリリースしている。2019年11月の『Own Pace』、今年2月の『FULL CIRCLE』、そして5月の暮れにリリースされたのが本作『Cold Water』。 […]... 『 Feeding Back 』David Todd 著REVIEWS“ついでに言っておけば、ギターだけ持っていた訳ではない” 水谷孝 2012年発行。“オルタナティヴ”なギタリストのインタビュー集。 何がどうオルタナティヴかと言えば、Len […]... High Top or Low #1COLUMNこの歳になると「あまり履かないんだよね」とか「大体履くのはブーツか革靴かな」とか「服装に合わなくて履かない」なんて言われる機会もちらほらあったりするんです。そのたびに心の中でこう囁くの。(現役バリバリで履きまくっててスニ […]... FYOC RADIO Vol.1NEWSInstagram LIVE @ forgeyourownchains [ DATE ] 2020.5.29 fri [ TIME ] 22:00 ー 23:00 FYOC RADIO 29 May 2020track […]... The King Of The Endicott / Gary WilsonREVIEWSThe King Of The Endicott / Gary Wilson [ CLEOPATRA ] 2019 へんちくりんなメガネ、身体に巻き付けた紙テープ、ぶら下がったマネキンの首…彼の名前にくっついてる枕詞を何 […]... エクスペリメンタル・ラップ・デュオ Model Home の「One Year」が限定アナログリリース。NEWSワシントンD.C.を拠点に活動するエクスペリメンタル・ラップ・デュオ、Model Home が12ヵ月にわたってリリースを続けた8つのミックステープから11曲をコンパイルしたアルバム「One Year」を限定アナログリリ […]... Formula / 石原洋 − 時を超えたため息 I’m always misunderstandingREVIEWSレコードに針を落とすと少しの空白の後にスピーカーから濁流のようにざわめきの音が迫ってくる。... 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